http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170928/k10011160521000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004

今月の台風18号による記録的な大雨で、市役所が水につかる被害を受けた大分県津久見市では、衆議院選挙の際に必要な機材の一部が使えなくなっていて、選挙管理委員会が対応に追われています。

今月17日の台風18号による記録的な大雨で、大分県津久見市では市役所の1階が水につかり、同じ敷地の倉庫に入れてあった選挙用の機材も浸水被害を受けました。

市の選挙管理委員会によりますと、この被害で、投票用紙を有権者に渡す際に使う交付機の19台中8台が、開票の際に票を数えるために使う計数機の9台中4台が使えなくなったということです。

また、投票箱も81個のうち19個が水につかって形がゆがみ、隙間から中の票が落ちかねない状態だということです。

選挙管理委員会は、業者に依頼して機材を確保することにしていますが、選挙を前に、業者にはほかの自治体からの依頼も来ていて、今のところ確実に確保できるめどは立っていないということです。

津久見市選挙管理委員会の花宮仁主幹は「災害の復旧と選挙の準備で本当に間に合うのか心配している。市民の方が問題なく投票できるようにしたい」と話しています。

9月28日 17時33分