>>1 の元論文を簡単に検証してみた。

天然(△9-THC)または合成カンナビノイド(JWH-018)は、カンナビノイドCB1受容体を通じて発作を誘発する
https://www.researchgate.net/publication/319491442_Natural_D9-THC_and_synthetic_JWH-018_cannabinoids_induce_seizures_by_acting_through_the_cannabinoid_CB1_receptor

この論文は少なくとも、マイナビニュース、筑波大のプレスリリースが
センセーショナルに言うような内容ではない。

・マリファナはやはり危険だった - 筑波大が大麻の有害性を実証 (マイナビニュース)
・ソフトドラックでもやはり危険-マリファナがもたらす重篤な症状 (筑波大のプレスリリース)

以下、論文から気になる部分を抜粋引用してみる

>我々のデータは、AM-251がカンナビノイドによって誘発された発作または
>類似した致命的な病状の重要な予防治療として使われることができること強く示唆する。

「AM-251」と言うのは、カンナビノイド受容体のアンタゴニスト(阻害薬)だ。
つまり、天然大麻に含まれるCBDはカンナビノイド受容体の阻害薬として働くので、
天然大麻は副作用が少ないと推測できる。

>我々のデータは、カンナビノイドのシングルユースでさえ重要な逆神経学的で
>身体的な影響に終わる場合があって、人間の健康に否定的な影響を及ぼす可能性が
>あることを意味する。

>我々の結果に基づき、AM-251にはカンナビノイド乱用によって誘発される
>中毒性徴候抑制への高い治療的な可能性がある。しかし人体での管理された
>臨床試験で安全性を確認する必要がある。

つまり、カンナビノイド受容体阻害薬はカンナビノイド中毒を治療する可能性がある。

上段で「人間の健康に否定的な影響を及ぼす可能性があることを意味する」と言っているが・・・

>我々は毒性を生じて、発作を誘発する高用量を故意に使ったので、これらの服用の
>影響は、人間の典型的薬物またはレクレーション消費で見られる状態を代表しない
>かもしれない。また、将来、低用量テストすることは興味深い。

ちなみに、THC(10mg/kg)をマウスの腹腔注射した。
人間で言ったらジョイントを70本くらい一気に吸った量に相当する。