http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170930/k10011163261000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003

安倍総理大臣は京都府舞鶴市で演説し、北朝鮮情勢が緊迫する中で、日本を守っていくのは自衛隊、そして日米同盟の力だとしたうえで、集団的自衛権の行使を限定的に容認する安全保障関連法の意義を強調しました。

この中で安倍総理大臣は、衆議院選挙について「この選挙戦は、いかにして国民の平和で幸せな生活を守り抜くのかを問う選挙だ。北朝鮮の脅威に国際社会が連携して立ち向かっていかなければならない」と述べました。

そのうえで、安倍総理大臣は「日本を守っていくのは自衛隊の力、日米同盟の力であり、助け合うことができる同盟はその絆を強くする。そのために私たちは『平和安全法制』を作ったが、民進党は『憲法違反だ』と、きょうまで批判してきた」と述べ、集団的自衛権の行使を限定的に容認する安全保障関連法の意義を強調しました。

また、安倍総理大臣は「選挙を前にしてテレビをつけると、党がどうなるのか、誰と誰が会うかという話ばかりで、政策の話は残念ながら出てこない。私たちは誰かと組むことによってではなく、3本の矢の政策を打ち出して政策で政権を奪還した」と述べ、希望の党を中心とする野党勢力の結集の動きをけん制しました。

9月30日 18時58分