http://www.afpbb.com/articles/-/3145027?cx_module=latest_top

2017年9月30日 16:41 発信地:インドネシア

【9月30日 時事通信社】インドネシア・バリ島東部アグン山噴火の可能性が高まっていることに関し、火山地質災害対策局の幹部は30日、最初の噴火は小規模にとどまる可能性があるとの見方を示した。

 幹部は時事通信の取材に対し、過去のアグン山の噴火傾向から判断すると、「最初は火山灰や小石の噴出にとどまり、いきなり大量のマグマが出る可能性は低い」と指摘。本格的な噴火が起きるまで数カ月かかることもあり得ると述べた。

 一方、バリ州のマンク・パスティカ知事は29日、避難者急増で救援物資の不足が懸念されるため、災害当局が「安全」と判断した地域の住民については帰還を促す方針を示した。(c)時事通信社