【希望の党】と【民進党】は別々の政党である訳だから、必ずしも全員が合流する必要はないとも言える。

しかしながら、かつての【小泉流】(≒【小池流】?)よろしく、敵を作り、それを潰すやり方には反対する。

結局の所、このやり方は遺恨を残し、最終的に多くの敵に囲まれることになる。
『本能寺の変』で非業の最期を遂げた【織田信長】や、
『項羽と劉邦』で“四面楚歌”に陥った【項羽】の様に…。
『因果応報』

【北風と太陽】は、使い分けが難しい。

それでは、具体的にどうすべきなのか。

一例を挙げれば、【パーシャル(部分)連合】がある。

各政党やグループ間で一致出来る政策に関しては、パーシャル連合で臨むのである。

例えば【原発ゼロ政策】ならば、右から左まで幅広いパーシャル連合が可能となる。

たとえ、安全保障や憲法観では互いに一致出来なくとも、その他の政策で同じ考えを共有出来るならば可能な限り一致点を見出し、政党間の垣根を越えて1つに纏(まと)まる努力を最大限に図るべきである。

この実現には各政党トップの【器の大きさ】が試される。

パーシャル連合の結果、衆院選で自民党を下野させる。
また、たとえそこまで行かなくとも、安倍首相・安倍内閣を退陣に追い込む。

これが実現すれば、日本の政治情勢は大きく変わる。

この先、明日の日本を創造する歴史に名を残す様な人物が現れるかも知れない。

『自分さえ良ければ良い』。

己の利益と打算のみで動く様な器の小さな者では、お話にならない。
とても歴史の大役は務まらない。

“政治屋”はいらない。
今、日本に求められているのは【真の政治家】である。

以上