http://jp.reuters.com/article/lasvegas-shooting-victims-idJPKCN1C90BH

[3日 ロイター] - 米ラスベガスで1日、ホテルの高層階から野外音楽フェスティバル会場を狙った銃乱射事件では、アラスカ州の漁師や、4児のシングルマザー、妻を守ろうとした看護師など58人が犠牲となった。

ホテル32階の部屋から銃を乱射した後にスティーブン・パドック容疑者(64)は自殺。この事件では500人以上が負傷している。

米国史上最悪となった今回の銃撃事件で、家族や友人などによって確認された一部の犠牲者の名前とプロフィールは以下の通り。

●ジェシカ・クリムチャクさん(28)

クリムチャクさんは、カナダのアルバータ州在住で司書として働く、4人の子どもを持つシングルマザーだった。婚約者と共にラスベガスを訪れていたと、カナダのグローブ・アンド・メール紙が報じている。「とても良い母親で、4人の素晴らしい子どもを立派に育てていた」と、クリムチャクさんの祖母マーガレットさんが同紙に語った。

ジェシカ・クリムチャクさん(2017年 ロイター/Social media/Handout)
http://s3.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&;d=20171004&t=2&i=1204078177&w=520&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=LYNXNPED93066

●ソニー・メルトンさん(29)

テネシー州ビッグサンディ在住のメルトンさんは射殺される直前に妻ヘザーさんを救った。「彼が私をつかんで走り出した直後に、彼が背中を撃たれたのが分かった」とヘザーさんはナッシュビルのWSMV−TVに語った。メルトンさんは看護師として、ヘザーさんは整形外科医として地元の病院で働いていた。

ソニー・メルトンさん(右)と妻のヘザーさん(2017年 ロイター/Social media/Handout via REUTERS)
http://s2.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&;d=20171003&t=2&i=1204004917&w=780&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=2017-10-03T200010Z_7430_MRPRC1841F8AD90_RTRMADP_0_USA-LASVEGAS-SHOOTING

●クリス・ロイバルさん(28)

カリフォルニア州コロナ在住のロイバルさんは退役海軍軍人で、アフガニスタンでの従軍経験があった。胸を撃たれて死亡した、と妻ディクシーさんがロイターに語った。アフガニスタン従軍の記憶に悩まされながらも、冒険好きで人生を楽しもうとしていたと、ディクシーさんは話す。「音楽が大好きで、いつも何か歌っていた。カラオケが得意だった」。彼の腕に描かれたたくさんのタトゥーには、かつて住んだラスベガスを称えたものもある。退役後は、ジムに勤務していた。

クリス・ロイバルさんと妻のディクシーさん(2017年 ロイター/Social media/Handout via REUTERS)
http://static.reuters.com/resources/assets/?d=20171004&;t=2&i=chris&w=&q=

●ジャック・ビートンさん

カリフォルニア州ベイカーズフィールド在住で、バーベキューレストランのグリル責任者として働いていたビートンさんは、妻の身を守ろうとして亡くなった。23ABCニュースが伝えた。息子がビートンさんの死を確認したという。

ジャック・ビートンさん(2017年 ロイター/Social media/Handout via REUTERS)
http://static.reuters.com/resources/assets/?d=20171004&;t=2&i=jack&w=&q=
(リンク先に続きあり)

2017年10月4日 / 07:07 / 6時間前更新