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- [自由民主党ホームページ] _ 日本経済再生本部 - 日本経済再生へ向けた方策について有識者ヒアリング
講師) 山中伸弥 京都大学iPS細胞研究所所長・教授 _ 平成24年11月2日(金)
https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/saisei-003.pdf

「京都大学を含め日本の国立大学には教員と事務職員の二つのポスト(国家公務員または国家公務員に準じるもの)しかない。
研究内容の変化に伴い必要となっている知財の専門家、規制の専門家、広報の専門家、技術員といった高度な専門家に対し、
日本の大学がいわゆる正規職員として遇する手段は全くない。
一方、欧米、韓国、シンガポールでは、こうした専門家を研究者と一体的に雇用することが行われている」

「日本が研究後進国となる兆候は10年以上前から出ている。
基礎医学や科学全般では健闘しているが、
臨床研究分野のトップジャーナル『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』における日本の論文発表順位は25位。
日本の上位に中国やインドがいる。
臨床医学においては、日本はある意味、すでに後進国と言える状況」

「研究施設や研究支援体制で日本が欧米に水をあけられているのは間違いない。
さらに、シンガポール、香港、韓国、中国が日本より前に行っているのではないかと私は感じている。
このままでは日本は研究で置いてけぼりをくらうのではないか」