国内最大級の小児病院、東京都立小児総合医療センター(東京都府中市)が、
医師らの夜間や休日の勤務に適切な賃金を支払っていなかったことが7日、
センターへの取材で分かった。

センターは昨年3月、立川労働基準監督署から是正勧告を受け、
今年6月までに未払い残業代計約1億2千万円の全額を支払った。

未払いだったのは約80人の医師を含む
職員計約130人に対する2014年3月から2年間の残業代。

全国各地の病院でも同様の問題が潜んでいる可能性がある。
政府も「働き方改革」を推進するが、医師への適用は5年猶予する方針で、
医療現場の長時間労働対策の加速が求められそうだ。

写真:東京都立小児総合医療センター
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以下ソース:共同通信 2017/10/7 18:23
https://this.kiji.is/289325068113314913