0001みつを ★
2017/10/07(土) 22:13:43.06ID:CAP_USER9原発事故による避難指示が大部分で解除された福島県葛尾村に伝わる伝統行事「三匹獅子舞」が、7年ぶりにふるさとで披露されました。
福島県葛尾村の「三匹獅子舞」は江戸時代から続く伝統行事で、原発事故が起きるまでは毎年この時期に、地元の山にある神社で子どもたちが獅子舞を奉納していました。
原発事故のあとも伝統を絶やさないよう、避難先の福島県三春町の仮設住宅で続けられてきましたが、去年6月、村の大部分で避難指示が解除され、地元に戻る人が増えてきたことから、7日、7年ぶりに村の集会所の広場で獅子舞が披露されました。
もともとは子ども3人で行われますが、避難の長期化などで子どもが集まらず7日は大人も加わり、また、山の神社での奉納は、周辺の空間放射線量が十分に下がっていないことから取りやめになりました。
それでも会場には地元に戻った人や今も避難を続ける人などおよそ50人が駆けつけ、ふるさとで舞う子どもたちの姿に大きな拍手をおくりました。
村に戻り孫が参加したという男性は、「去年よりうまくなっていてうれしい。子どもたちには地元の伝統芸能を守ってもらいたい」と話していました。
10月7日 20時33分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171007/K10011171561_1710072032_1710072034_01_02.jpg