>>211
――どのような言い方をするのですか。

クリニックの先生から「肯定してはダメ。共感するように」と教わり、そのような言い方をしています。たとえば、集団ストーカーの被害を受けているという人には、「僕には、あなたが本当にそういう被害を受けているかはわからないですが、そんな状態だったら睡眠もとれずに大変だったんじゃないですか」などと言います。

すると、心を開いてくれる人がいるのです。今まで周囲の誰にも信じてもらえず、妄想だと言われているからです。心を開いてもらえたら、「僕も以前、眠れないことがありましたが、クリニックに行ったら頭が冴えてきましたよ。よかったら、一緒に行ってみましょうか」などと誘うと、「じゃあ、ちょっと行ってみようか」と応じてもらえることがあるのです。