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九州北部豪雨から3か月余りがたった今も、福岡県では4人の行方がわからなくなっていて、8日は朝倉市の筑後川流域で、地元の消防団員などが一斉捜索を行っています。

ことし7月の九州北部豪雨では、筑後川の支流の川が氾濫するなどして、福岡県で34人、大分県で3人が亡くなり、朝倉市では今も4人の行方がわかっていません。

8日は地元の消防団員などを中心に、およそ160人が集まって午前10時から一斉捜索が行われています。捜索は朝倉市を流れる筑後川のおよそ3キロの区間で行われていて、消防団員らは川岸や堤防沿いの草などが生い茂る場所で草木を分けながら、手がかりを探していました。

地元の消防団では、大がかりな一斉捜索を月に1度は行うことにしていて、行方がわからない4人を早く見つけ出したいとしています。

朝倉市消防団の山内明団長は「早く全員をご家族の元に返すことができるよう捜索を行っていきます」と話していました。

10月8日 12時04分