検査証明書のデータ改ざんが発覚し、記者会見で厳しい表情を見せる神戸製鋼所の梅原尚人副社長(右)(8日午後、東京都港区で)=鈴木毅彦撮影
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20171009/20171009-OYT1I50032-L.jpg

 神戸製鋼所でまた品質データの改ざんが発覚した。

 8日に明らかになったアルミ・銅製品の検査証明書のデータ改ざんは、現場の管理職が黙認するなど組織的に行われていた。

 神戸製鋼の製品はトヨタ自動車の一部車種やJR東海の東海道新幹線、三菱航空機のジェット旅客機「MRJ」など幅広く使われており、影響が懸念される。〈本文記事1面〉

 神戸製鋼の梅原尚人副社長は8日の記者会見で、「管理、監査、(ルールを守る)教育が抜けていたと反省している」と陳謝した。

 神戸製鋼は2008年に子会社で鋼材の強度偽装が発覚し、16年にはグループ会社でもバネ用鋼材のデータ改ざんが明らかになった。今回は、取引先と決めた強度などの基準に合っていないのに、適合しているかのように検査証明書のデータを書き換えていたもので、梅原氏は「(現場の)管理職は関わっているか、知っていた」と、組織ぐるみだったことを認めた。

読売新聞:http://www.yomiuri.co.jp/economy/20171009-OYT1T50086.html

★1が立った時間 2017年10月09日 21時14分
前スレ
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20171009-OYT1T50086.html