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最高裁判例と言うのは、未来永劫不変なものではない。

厚労省の高官でさえ、大麻取締法最高裁判例は『ハンセン病の問題と同じ』と言っている。
そして『アメリカの連邦法が変わっていくと、日本でも大きな変化が起きてくる』とさえ言っている。

厚生労働省大臣官房長 二川一男
http://www.taimasou.jp/swfu/d/message.pdf

二川大臣官房長は、資料を見ながら言った。

「我が国では1985年の最高裁判決において、大麻に有害性があることを理由に、
取締法が合憲となったが、その後、30年近い研究によって、世界ではこのような
状況になったのですね」

「その間の研究によって、状況が大きく変わっていった。これは、我が国に
おけるハンセン病の問題と同じということですね」

そして、大麻取締法第4条によって臨床研究ができないということが問題なのですね」

「しかし、すぐに法改正とはならない。日本とはそういう国です。
先ずはその前に研究をし、知る必要があります」

「アメリカの連邦法が変わっていくと、日本でも大きな変化が起きてくるでしょう。
その時にわたしたち官僚が何も知らないということはいえない。いろいろと勉強して
おく必要があります」

「大塚製薬が大麻から医薬品を作っていると書いているが、これは何ですか?」

「では、日本には輸入できないということですね。輸入したら、すぐにこの人が
捕まえに来るということですね」

「これは、大塚製薬を呼んで、話を聞かないといかんな」

「日本という国は、なかなかすぐには法律を変えません。しかし、世界が変わってきている
現状では、それは変わってくると思います。直ぐにとはいいませんが。時間のかかるものです」