【ニューヨーク共同】米外交誌「フォーリン・ポリシー」は11日、米政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)から脱退する方針を早ければ来週にも発表する可能性があると伝えた。分担金の節約とユネスコの見解が反イスラエルだとして抗議するためだとしている。

 同誌によると、ティラーソン国務長官が数週間前に脱退方針を決定。9月下旬にニューヨークでトランプ大統領とフランスのマクロン大統領が会談した際、フランス側に方針を伝達したという。

 米国は1984年、ユネスコの政治的偏向、放漫運営を批判して脱退し、2003年に復帰した。

配信2017/10/12 12:02
共同通信
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