麻酔銃使えっていう奴は麻酔銃の現実を知らないんだろう

麻酔銃を使うには銃の免許+麻薬取扱免許が必要
そんな稀な人材は各都道府県に数人しかおらず
呼んだら来てくれるようなボランティアはなかなかいない

麻酔銃で撃つ注射器は目視できるほど遅い速度で飛ぶ
動いている標的には使えないし当たっても刺さらない事も多い

うまく命中しても麻酔が効くまでの約10分間
標的の有害鳥獣は狂ったように暴れて周りの人間を襲う
危険すぎて市街地はもちろん1km以内に民家がある場所では使えない

麻酔が効いた有害鳥獣は別の場所に運んで殺処分するルールになってる
よく誤解されてるが麻酔して山に戻すなんてことはしていない

猟友会は単なる狩猟趣味の人たちの集団でそもそもこんな仕事に協力する筋合いはない
ボランティアで危険な仕事を引き受けてくれている

こういう麻酔銃の現実をメディアが伝えずに
素人のコメンテーターが猟友会を批判するから国民の間に誤解が広がる
批判された猟友会のボランティアは一人また一人と協力してくれなくなり
最後に困るのは一般市民