>>613
|基本線としては、「監視されても困らないように操業し、監視者がいても胸を張って撮影させるくらいの度量」がなければ、
|頭数や捕獲対象種についていろいろ疑惑を持たれているイルカ漁を正々堂々と行うことはできないのではないか、と思います。

ちなみに粕谷俊雄も似たようなことを言っている。
【報道するから見たいという人には、漁業者は海洋資源という共有財を獲っている立場上、見せるべきでしょう】。



中央公論2010年11月号
映画『ザ・コーヴ』に見る日本と世界のギャップ
http://www.chuokoron.jp/2010/10/11_1.html
○粕谷俊雄
町や漁業者の反応は行きすぎのように感じます。
以前はあの場所は「危険立入禁止」では
ありませんでしたし、個人責任で立ち入りなさい
という対応もあるはずです。その奥は国立公園の
遊歩道で、公費を使って観光客のために造った
ものです。これを漁業者のために立ち入り禁止に
するのであれば問題です。イルカを殺す現場は
美しいものではありませんし、不愉快に思う人も
いるでしょう。ことさら見せつけるのもマナー
に反します。しかし、報道するから見たいという
人には、漁業者は海洋資源という共有財を獲って
いる立場上、見せるべきでしょう。利用者としての
責任上、都合の悪いところも見せるべきだと思います。