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>つい先日、今年から新たに捕獲種に追加された2種(シワハイルカとカズハゴンドウ)の内の一つであるシワハイルカ38頭が追い込まれた。

上記シワハイルカ38頭の追い込みに関して【捕獲枠超過での捕獲の疑い】が。



2017.10.12
イルカの追い込み猟が行われている太地町の入り江に、逃がした筈の2頭のイルカの遺体!
https://youtu.be/p73-WThMutc
https://ja-jp.facebook.com/LifeInvestigationAgency/posts/1583351801688067
“太地町入り江(THE COVE)に2頭のイルカの死体!”
“捕獲枠を超えた捕獲、LIAが刑事告発も視野に入れて検討。”
LIAは2017年10月13日 朝8時30分、太地町の「イルカ追い込み猟」が行われている入り江で2頭のイルカの死体を発見した。
この2頭は2017年10月11日の朝、9時30分ころ、太地町沖から、この入り江に追い込まれてきた「38 rough-toothed dolphins(シワハイルカ)」の内の1頭(Young calves幼齢と思われる)と、
「14 Risso’s dolphins(ハナゴンドウ)」の内の1頭です。
漁師達は、イルカを追い込んで行く際、船上から金属の棒を海中に入れ、金属棒を叩き、金属音によってイルカ達の感覚神経を麻痺させながら追い込んで行きます。
そして、8艘の船のエンジン音は、イルカ達に多大なストレスを与え、イルカ達は麻痺した感覚の中で強いストレスの中、感じたことがないほどの恐怖を感じながら、
そんな中でも、家族や群れをお互いにかばい合いながら、必死に、近づいてくる船から逃げ続け、次第に、入り江に追い込まれて行きます。
10月11日には「38頭のイルカ(シワハイルカ)」、「14頭のイルカ(ハナゴンドウ)」、「パイロットクジラ(ゴンドウクジラ)」の合計53頭が捕獲されました。
この日の、漁師達は、二手の船団に分かれて追い込み猟が行われました。
まず、最初の船団には、38頭のシワハイルカと、1頭のゴンドウクジラクジラが入り江に追い込まれました。
後の船団は、14頭のハナゴンドウを追い込み、13頭が屠殺され、食肉になり、最後まで抵抗を続けた1頭だけは、猟師たちに捕まらず、逃げ続けました。
猟師たちは、この1頭の殺害を諦め、網の中に1頭だけが残されました。
水族館のショーに使われる為に9頭のシワハイルカが捕獲され、調教施設の運ばれ、その他のシワハイルカは、1頭のパイロットクジラと共に、長時間入り江の網の中に拘束されました。
この時、3頭の幼齢の個体は別の網に隔離されて拘束されていました。
夕方になり、猟師たちは網を撤去し始め、後に全ての拘束されていたクジラとイルカ達が解放されたかのように見えました。
しかし・・・・・
解放されたように見えたイルカ達でしたが、幼齢のシワハイルカ1頭と、群れの全てを殺害され、1頭だけになっても、捕獲しようとするダイバーと、ボートで追いかけ続けるハンターから逃げ続けたハナゴンドウ1頭は、
約8時間にもおよぶ長時間、全力で泳ぎ続けた疲労と、それぞれが受けた精神的ダメージは非常に大きく、激しい恐怖とストレスの中で方向感覚を失い、2頭のイルカ達は、沖に戻って行くことが出来なくなり、死亡したと思われます。
特に幼齢のシワハイルカ1頭には、あまりにも過酷な出来事であり、そのプレッシャーに押し潰されて死亡したと思われます。
※今回(10月11日)、捕獲された38頭のシワハイルカは、捕獲枠の33頭(注)を大きく上回っており、捕獲したものの、捕獲枠を超える為に再放流されたと思われます。
捕獲枠を超えた捕獲について、LIAでは刑事告発も視野に入れて検討しています。

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(注)実は太地でのシワハイルカ捕獲枠は20頭。
http://ika-net.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2017/08/04/photo.jpg