米軍“謝罪なし”…ヘリ不時着・炎上
2017/10/12 23:30
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000112049.html

沖縄県北部の東村高江地区でアメリカ軍のヘリコプター『CH53』が不時着・炎上した事故をめぐり、小野寺防衛大臣は12日、安全確認が行われるまで同型機の飛行を停止するよう要請した。アメリカ軍はこれに応じたというが、夕方に海兵隊が出した報道発表で、飛行停止の期間は96時間と期限が切られていることがわかった。アメリカ海軍安全センターは今回の事故を最も重大な事故『クラスA』に分類しているが、在日アメリカ軍のシュローティ副司令官は「“個人的”には、被害を受けた地主におわびしたい」と述べ、軍として正式に謝罪するつもりはないことを示唆。在沖アメリカ軍トップのニコルソン四軍調整官も、沖縄県・富川副知事との電話で、謝罪の言葉は述べなかったという。12日に現場を視察した翁長知事は「悲しい、悔しい、そして怒り。沖縄にとって“国難”とはこういった状況だ」と述べ、憤りをあらわにした。