事故直後の行動

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事故時、運転席には妻の友香さん、助手席には長女(15)、後部座席には嘉久さんと二女(11)が座っていました。

石橋容疑者は、萩山さんを、東名高速の追い越し車線に停車させ、、嘉久さんの胸ぐらを掴み、
「さっきのはけんかうってるのか」「調子乗るんじゃねーよ」「高速道路にお前投げてやろうか」と恫喝します。

嘉久さんは、繰り返し「すみません」と石橋容疑者に謝ったとのこと。

友香さんは、嘉久さんが車の外に引っ張り出されないようにつかんでいたそうです。
長女と二女は、幸い、軽傷ですみます。

この直後、長女はどういった行動をとったのか。
実は、車内にいた長女は、事故直後、嘉久さんの友人に電話して、この時の様子を詳細に語ったそうです。
長女が電話した男性の話です。

「白い車から男の人が降りてきてドアを開け、お父さんの胸ぐらをつかんで『降りろ』とかなんとか言ってきたらしい」

「その直後に車内に強い衝撃が走って(長女は)一瞬目をつぶっていたと。次に目を開けた瞬間に周りを見たらお父さんとお母さんがいない。
おじちゃん、どうしたらいい、ということで電話がかかってきた」
「お父さんとお母さんを捜しに行くって言い始めた。車の外に出て。『危ないから外に出るな』と、状況を聞いたら車が横をバンバン走っていると」

警察が来るまで40分間あったそうです。
その間、この男性は、電話を切らず、励まし続けたそうです。
この男性がいなければ、もしかして、長女や二女も尊い命がなくなっていたかもしれません。
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