ジュネーブ条約やハーグ条約の規定は捕虜としての待遇に関するものだし、その中では不正規軍の構成員についても制服や記章の着用など条件を満たしていれば「戦闘員」として限定的だが捕虜としての待遇を与える対象としている
つまりISの兵士だったとしても捕虜として扱われる資格がないわけではないし、そもそも戦闘員扱いされないとしても問答無用で殺していいということにはならない
とはいえ前線では怨恨や憎悪でやっちゃうこともあるし、そのためIS兵士もイラク側ではなくまだましな扱いが期待できるクルド側に投降する者が多いようだ

この辺はWW2でドイツが降伏した時、多くのドイツ軍部隊がソ連ではなく米英に降伏しようと必死になって西部戦線側に移動したのと似ている