電源は、

出力調整
@しにくいもの
A中くらいのもの
Bし易いもの
があり、

火力は@AB全部ある。
一般にボイラで蒸気を発生させタービンを回すタイプは調整しにくい場合が多い。
小形のコンバインドサイクルは発停がし易いので、台数調整での調整が比較的し易い。
出力調整は水力が一番簡単でBだ。原子力は調整しにくい@しかない。

24時間最低限必要な電力は
@で極力効率の高いもの、但し季節調整は可能だ。
石炭や原子力だな。でも今は原子力は物凄く減ってるから仕方なくLNGが増えてるけど。

24時間の変動で要ったり要らなかったりだが、かなり長い時間必要な電力は、
Aを使う。主としてLNG。
旧式だと単なる蒸気タービンだが、最近はコンバインドサイクルばっかりだ。
小形のコンバインドサイクルの数を揃えると、
出力を運転台数で調整できる。

@は水力や場合によっては石油火力。

だから太陽光で@やAの代替は現状難しい。
@やAを代替したければ大容量で安価な蓄電設備の開発が必要だが、当分難しいだろう。

とううことで、
余った太陽光電力をBの揚水水力に振り替えるというのは現状では最善解で、
効率は落ちるがしょうがないってこと。
これ以上増やすなら、揚水設備の新設が必要になるね。