衆院選で民進党を離党し、希望の党から出馬した候補に戸惑いが広がっている。
選挙戦の看板と期待した小池百合子代表(東京都知事)が衆院選に出馬しなかったこともあって
党の支持が広がらず、苦戦を強いられているからだ。

 希望の党の公約には憲法9条改正議論の進展が明記されたが、民進党は「安倍晋三政権下での憲法9条改正反対」と訴えてきた。
忸(じく)怩(じ)たる思いを抱える民進党系候補も少なくない。

 四国地方の選挙区から出馬した前職は、希望の党への合流を説明したホームページに
「憲法9条の改悪については明確に反対」と書き込んだ。改憲議論の容認は希望の党公認の「踏み絵」だったが、さっそく反旗を翻した。
この選挙区は立憲民主党や共産党が擁立を見送り、有権者に分かりづらい構図となっている。

 さらに多くの選挙区で立憲民主党と希望の党の候補が戦う構図となった誤算は、想像以上に民進党系候補を苦しめている。
南関東地方で立候補した前職は「『筋を通す』の一点で立憲民主党の候補に勢いを奪われ、自民党候補を喜ばせるだけに終わりそうだ」と頭を抱えた。

 (※詳細・全文は引用元へ→ 産経新聞 17.10.11 23:29)
http://www.sankei.com/politics/news/171011/plt1710110064-n1.html