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ことし8月に行われた気象予報士の試験で、北海道北見市に住む小学6年生の女の子が11歳11か月で合格し、これまでの最年少記録を更新しました。

気象予報士試験に合格したのは、北見市の小学6年生、本田まりあさん(11)です。

試験を実施した東京の気象業務支援センターによりますと、ことし8月の試験を受験し、これまでの最年少記録を1年更新した11歳11か月で合格しました。

合格率は4.9%という難関でしたが、本田さんは、小学4年生の時、「なぜ雲は落ちてこないのか」と疑問に思ったことをきっかけに気象予報士試験の勉強を始め、今回、4回目の挑戦で合格を果たしました。これまで不合格となって悔しい思いをするたびにノートをわかりやすく書き直し、試験の数か月前からは毎日1時間半ほど勉強を続けたということです。

本田さんは、「今までの努力が実ってよかったです。勉強したらいろいろなことが理解できるようになるので、わくわくします」と話していました。

地元、網走地方気象台の小松将博予報官(47)は「小学生で受かったのは驚きです。将来、ご縁があれば、ぜひ気象台に入っていただきたいです」と話していました。

本田さんは、気象予報士の合格後は歴史能力検定1級の勉強に取り組んでいて、将来の夢は父親と同じ内科医になることだそうです。

10月16日 17時30分

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