http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171018/k10011181331000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_014

18日朝、大阪・枚方市で小学生の集団登校の列に乗用車が突っ込み、児童5人を含む6人がけがをしました。消防によりますと、いずれも命に別状はないということで、警察は、乗用車を運転していた21歳の男を逮捕して詳しい状況を調べています。

18日午前8時ごろ、大阪・枚方市上野の路上で、集団登校をしていた枚方市立殿山第一小学校の小学生の列に後ろから乗用車が突っ込みました。

消防などによりますと、この事故で、小学1年生から6年生までの男女5人の児童と、近くの中学校に勤務する50代の女性の合わせて6人が頭を打つなどのけがをして病院に運ばれました。いずれも命に別状はないということです。

警察は、乗用車を運転していた無職の北牧貴昭容疑者(21)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。調べに対し「日ざしがまぶしい中、対向車を避けようとして道路左側に寄ってしまった。子どもたちには気が付かなかった」と供述しているということで、警察が事故の詳しい状況を調べています。

現場は京阪電鉄の御殿山駅から500メートルほど離れた住宅街にある小学校の南側の道路です。枚方市教育委員会によりますと、現場はふだんから車の通行量が比較的多いということです。

近所の人「ふだんから危ないと思っていた」

現場の近くに住む69歳の男性は「パトカーや救急車がたくさんきて、子どもたちが担架に乗せられたり治療を受けたりしていた。この道路は狭く、ふだんからスピードを出す車が多いので危ないと思っていた」と話していました。

10月18日 12時23分