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世耕経済産業大臣は中東、カタールのアル・サダエネルギー・工業相と会談し、現地で課題となっている水不足の解消に向けて、海水から飲料水をつくる淡水化プラントの事業で協力していくことを確認しました。

世耕経済産業大臣は19日夜、日本を訪れているカタールのアル・サダエネルギー・工業相と会談しました。この中で、海水から飲料水をつくる淡水化プラントの実証事業を、NEDO=新エネルギー・産業技術総合開発機構とカタールの電力水公社とで協力して手がけていくとした覚書を結びました。

カタールはペルシャ湾に面した半島を国土としていて、人口の増加もあって慢性的な水不足が課題で、日本からは大手プラントメーカーや商社も参加し、早ければ再来年春から淡水化プラントの実証運転を始める計画です。

政府は日本企業が強みを持つインフラ分野の輸出拡大を目指していて、水不足が課題となっている中東やアフリカなどで日本の淡水化プラントを広めていきたい考えです。

10月20日 0時00分