http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171021/k10011184731000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_006

天然ガスなどの資源が豊富で、高い経済成長を続けてきたアフリカ南部のモザンビークに、JETRO=日本貿易振興機構が新たな事務所を開設し、資源開発やインフラ整備などで日本企業の積極的な進出を支えていくことになりました。

アフリカ南部のモザンビークは世界で最貧国の1つですが、天然ガスや石炭などの資源が豊富で、過去10年間は年率7%前後の高い経済成長を続けてきました。

最近、政府による巨額の債務隠しが明らかになったものの、今後も資源開発やインフラ整備などでビジネスチャンスが期待され、中国をはじめ外国企業の進出も相次いでいます。

このためJETROは、日本企業の積極的な進出を支えていくため、アフリカで8番目となる事務所を現地に開設することになり、20日、首都マプトで開所式が行われました。

出席したモザンビークのトネラ商工大臣は「日本の企業が進出できるよう、あらゆる努力をしたい」とあいさつしました。

アフリカ経済に詳しいJETROの平野克己理事は「アフリカ各国ではこれからも人口が増え続け、市場も拡大していく」と指摘し、日本企業のさらなるアフリカ進出に期待を示しました。

10月21日 6時34分