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21日、沖縄県沖縄市で、警察官が34歳の風俗店従業員を逮捕するため自宅のアパートを訪れて玄関の鍵を開けようとしたところ、この従業員がアパートの裏手で倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。警察は窓から飛び降りたと見て、当時の状況を詳しく調べています。

警察によりますと21日午後5時半ごろ、沖縄警察署の捜査員6人が沖縄市胡屋の34歳の風俗店従業員の男を風営法違反の疑いで逮捕するために、逮捕状を持って自宅のアパートを訪れました。
3階にある従業員の部屋は玄関の鍵がかかっていて呼びかけに反応がなく、捜査員が業者を呼び鍵を開けようとしておよそ3時間ほどたったころ、大きな音がしたということです。

警察が調べたところ、このアパートの裏手にあるコンクリートの地面に従業員が倒れていて、病院に運ばれましたがおよそ4時間後に死亡しました。
部屋から地面まではおよそ8メートルの高さがあり、警察は部屋の窓の格子を外して飛び降りたと見ています。

沖縄警察署は「部屋にはベランダがなく窓に格子があった。逃走のおそれはないと判断し鍵を開けようとした際に裏手には捜査員を配置していなかったが、捜査には問題はなかったと考えている」としていますが、当時の状況を詳しく調べています。

10月22日 8時38分