減債基金からの借入れ
過去の財政運営
バブル経済崩壊後の税収の大幅減による多額の財源不足を補い、財政再建団体転落を避けるための緊急やむを得ない措置として、
府では13年度から19年度までの間、減債基金から合計で5,202 億円の借り入れをおこなってきました。( → 名目上の残高と実質的な残高が乖離)

減債基金からの借入れのストップ
20年度以降は、こうした手法からは決別し減債基金から新たな借入れを行わないこととし、そのために基金条例 の関係規定を改正しました。

減債基金からの借入れの返済
まず、最初に、20年度に行った基金条例の改正にあわせて、決算剰余金の1/2相当額を借入返済に充てるために、減債基金に積み立てることにしました。
また、名目上の残高と実質的な残高が乖離している状態(借入れが完全に返済されていない状態)は、府⺠ にとって分かりにくく、
財務マネジメントのあり方としても、適正とは言いがたいため、22年度当初予算において減債基金に借入れ相当額を一括で返済(形式的に借入を解消)した上、
同額を取り崩すこと(=減資)により名目残高を実質残高に一致させることとしました。



>22年度当初予算において減債基金に借入れ相当額を一括で返済(形式的に借入を解消)した上、
>同額を取り崩すこと(=減資)により名目残高を実質残高に一致させることとしました。

積立をしていないように見えるのは、太田時代のケツを拭いてやったから。