バスツアーに運転手として同行中、滞在していたホテルで覚せい剤を隠し持っていたとして、兵庫県警葺合署は23日、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで、大阪府泉佐野市の貸し切りバス会社勤務、渡邉規雄容疑者(43)=同市=を再逮捕した。

 再逮捕容疑は12日午後9時40分ごろ、大阪府内のホテルで、覚せい剤約0・1グラムを所持していた疑い。容疑を認めているという。

 同署が別の覚せい剤取締法違反事件で逮捕した女が「渡邉容疑者に(覚せい剤を)打ってもらった」と供述。12日、ツアー客と同じホテルに宿泊していた渡邉容疑者を同法違反(他人への使用)の疑いで逮捕していた。渡邉容疑者の尿鑑定も行われ、覚せい剤の使用反応が検出されたことから同法違反(使用)の疑いでも調べるという。

 同社などによると、ツアーは外国人客対象で、大阪や京都などを2泊3日で巡る内容。同行運転手は渡邉容疑者1人だった。ツアー出発前の対面点呼などで異常はなかったという。

配信2017/10/23 20:25
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