世界の記憶は25、26日審査
ユネスコ国際諮問委員会

 歴史的文書などを対象に「世界の記憶」(世界記憶遺産)への登録を審査する国連教育科学文化機関(ユネスコ)国際諮問委員会がパリで24日、始まった。ユネスコが公表した議事日程によると、新規登録案件の審査は25、26の両日に実施する。ユネスコ事務局長による登録の可否の最終決定や、結果発表の日時は明らかにしていない。

 日本の候補は、江戸時代の外交資料「朝鮮通信使に関する記録」と、第2次大戦中に多くのユダヤ人を救った岐阜県出身の外交官杉原千畝の資料「杉原リスト」、群馬県の古代石碑群「上野三碑」の3件。

 中国などの団体が日本軍の従軍慰安婦関連資料の登録を申請している。

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