トイレなど下水噴出、復旧のめどは立たず
毎日新聞:2017年10月25日 00時45分
http://mainichi.jp/articles/20171025/k00/00m/040/164000c

■2万8000世帯に影響も 「トイレの水の排水を自粛を」

 堺市上下水道局は24日、大阪府松原市天美西7の下水処理場「今池水みらいセンター」で陥没事故が起き、堺市管理の下水管が土砂で詰まった影響で、同日午後8時ごろから堺市北区常磐町3丁付近で下水が噴出したと発表した。
復旧のめどは立っておらず、同区の約2万8000世帯に影響が出る可能性があり、風呂の湯やトイレの水などの排水を自粛するよう呼びかけている。

 堺市によると、24日午後1時半ごろ、同センター職員から堺市に「陥没が発生した」と通報があった。
台風21号に伴う大雨の影響とみられる。
下水噴出は複数のマンホールからで、午後11時現在も止まっていない。
バキューム車で下水をくみ上げ、陥没地点より下流側のマンホールに流す応急措置を取っている。