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10月25日 21時44分

アメリカのティラーソン国務長官は訪問先のインドでスワラジ外相と会談し、インド洋で海洋進出の動きを強める中国を念頭に安全保障分野の協力を一層強化していくことで一致しました。

インドを訪れているアメリカのティラーソン国務長官は２５日、首都ニューデリーでスワラジ外相と会談しました。この中で、両者は、アメリカがインドに対して最新の防衛装備品の提供を進めていくことや来年の早い時期に両国としては初めてとなる外務・防衛の閣僚級協議を実施することで合意するなど、安全保障分野の協力を一層強化していくことで一致しました。

会談後の記者会見で、ティラーソン長官は「インド・太平洋地域において法の支配や透明性のある経済発展を推進する両国が、日本とともにさらなる協力を深めていきたい」と述べて、南シナ海やインド洋で海洋進出の動きを強める中国を念頭に両国の関係強化をさらに深めたい考えを示しました。これに対して、スワラジ外相は「この地域における航行の自由や法に基づく貿易の重要性を確認し、両国の防衛協力がさらに深まった」と述べ、会談の成果を強調しました。

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