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東京・八王子市に住む２０代の女性が行方不明になり、神奈川県座間市のアパートの部屋から切断された遺体の一部が見つかった事件で、この部屋から合わせて９人の遺体の一部が見つかったことが警視庁などへの取材でわかりました。警視庁は遺体の身元の確認を進めるとともに、遺体を遺棄した疑いでこの部屋の２０代の男を逮捕しました。

警視庁によりますと、今月２４日、「東京・八王子市に住む２３歳の妹と連絡が取れない」と男性から届け出がありました。

警視庁が行方を捜査していたところ、３０日午後４時半ごろ、女性が連絡を取っていた２０代の男が住む神奈川県座間市のアパートの部屋で複数の遺体が見つかったということです。

これまでの調べで、玄関に置かれたクーラーボックスの中に切断された２人の遺体の一部が入っていて、ほかにも複数のクーラーボックスが見つかったということで、その後の調べで、この部屋から合わせて９人の遺体の一部が見つかったことが警視庁などへの取材でわかりました。

警視庁は遺体の身元の確認を進めるとともに、遺体を遺棄した疑いでこの部屋に住む２０代の男を逮捕しました。

警視庁によりますと、男は女性がインターネット上に「自殺を一緒にしてくれる人を探している」と書き込んだことで知り合ったとみられるということです。

また男と女性が一緒に歩いている姿が今月２３日、ＪＲ八王子駅と男のアパートに近い小田急小田原線の相武台前駅の防犯カメラに写っていたということで、警視庁は詳しい経緯を調べることにしています。

10月31日 10時39分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171031/k10011205341000.html?utm_int=news_contents_news-main_001