白石容疑者は学生時代、現場となったアパートから2、3キロほど離れた
座間市内の実家で父親ら家族と暮らしていたが、
成人してからはほとんど姿を見せることはなかったという。

 半年ほど前、実家周辺で白石容疑者と父親が一緒にいるのをみかけたという50代の自営業男性は、
「父親から『息子です』と紹介され、本人も会釈してくれて感じが良かった。

設計をしている父親の仕事を手伝いに来ていたようだ」と振り返る。

 一方、関係者によると、白石容疑者は一時、風俗店などに女性を派遣する
東京都内の職業紹介会社に、アルバイトとして勤務していたという。

東京・歌舞伎町界(かい)隈(わい)で女性のスカウトをしていたとの情報もある。
今年2月、売春に関与したとして職業安定法違反の疑いで茨城県警に逮捕され、

水戸地方裁判所土浦支部で今年6月、懲役1年2カ月、執行猶予3年の判決が確定している。