サムスンの販売数増加にともない、日本からの部品輸入や日本への特許使用権料の支払いが
増加しており、一貫してサムスンの対日貿易は赤字が続いている。

その原因として技術、部品、素材など、あらゆる面で日本への依存度が極めて高く、市場に
おいては特許を含む精密部品では代替品がなく、日本製以外の部品を調達するのはほぼ不可
能な状況であるという問題が指摘されている。

「サムスンが世界で稼いでも、その利益の一部を毎回日本へ引き渡している構図である」との
指摘もある。この構図から、「サムスンは日本の鵜飼いの鵜」とも比喩されている。