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11月4日 7時31分

3日夜、大分県別府市で、66歳の女性が自宅で血を流して死亡しているのが見つかりました。警察が殺人事件の可能性もあると見て捜査していたところ、36歳の長男がかばんの中に包丁を持っていたことから銃刀法違反の疑いで逮捕し、関連があるかどうか慎重に調べることにしています。

3日午後9時前、大分県別府市上平田町に住む山野佐知子さん(66)と連絡が取れないと、弟から警察に通報がありました。警察官が自宅に駆けつけたところ、山野さんが2階建ての住宅の1階にある部屋の畳の上でうつ伏せに倒れ、背中から血を流して死亡しているのが見つかりました。

警察によりますと、山野さんは1人暮らしで、死後、数日たっていると見られるということです。背中には刺されたような傷があり、警察が殺人事件の可能性もあると見て、別府市浜町に住む長男の山野学容疑者(36)から警察署で話を聞こうとしたところ、かばんの中に包丁を持っていたことがわかり、銃刀法違反の疑いで逮捕しました。

警察は、遺体を詳しく調べるとともに、学容疑者が包丁を持っていたいきさつや、山野さんの死亡と関連があるかどうかについて慎重に調べることにしています。