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>>服部幸應(学校法人服部学園・服部栄養専門学校の理事長・校長)
>この御仁、ナショナリズムで反発。w

服部理事長・校長は、「鯨と日本の食文化」を演題に基調講演。
父親が料理研究家で、鯨食を関東に広げる仕事をしていたことを紹介。
「凍った金魚が真水で解凍されて動き出す様子を風呂屋で見せて、まさに冷凍技術がこれだと示し、冷凍の鯨肉を普及させた」と振り返った。
商業捕鯨モラトリアムで、ほとんどの鯨は獲ることができなくなったことに言及。
「(鯨に関するあらゆることは)文化として定着している。(捕鯨や鯨食に)外国がどうこう言うのは失礼だと思う」と語った。
ペリーが日本に開国を迫ったのは、アメリカ捕鯨船の水と食料の確保のためだったことも話した。
アメリカをはじめ欧米諸国が、鯨油採取のためにかつて行っていた捕鯨を説明。
「獲っても油をしぼり、身は捨てた。日本人は(身も骨も)すべてを大事にした。18世紀まで獲っていたが、石油の発見で獲らなくなった」と述べた。
戦後に食糧難対策として、マッカーサーが捕鯨再開を許したことも説明した。
鯨肉の特徴として「カロリーがあまりなく、たんばく質は多いがコレステロールが少ない。バレニンという抗疲労成分が豊富で、力が継続する」などと伝えた。
新たな鯨料理として、鯨肉のパスタやカルパッチョ、カツレツなどを提示。
「今とは違った見方をしていくべき。日本の食文化として胸を張って出してほしい。おいしさを知ってもらいたい」とまとめた。
http://www.kinan-newspaper.jp/?p=12235