トランプ米大統領は5日、核・ミサイル開発を強行する北朝鮮に対する「テロ支援国家」の再指定について、「ごく近いうちに決定を下すだろう」と述べた。

 米ハワイから東京に向かう大統領専用機内で同行記者団に語った。

 トランプ氏は「我々の大きな焦点はもちろん北朝鮮だ」と述べ、アジア歴訪で各国首脳に北朝鮮への圧力強化を改めて働きかける方針だ。6日には北朝鮮による日本人拉致被害者の家族らとも面会する。

 米ホワイトハウス高官は5日、再指定について記者団に「政権とティラーソン国務長官が綿密に見直しを進めている」と述べ、発表時期が近いことを認めた。AP通信によると、国務省は米議会に対し、今月中に見直しを終え、再指定するかどうかの決定を発表すると通知したという。

http://www.yomiuri.co.jp/world/20171105-OYT1T50071.html