長崎県西海市立大瀬戸小5年の児童(11)がピンク色のキリギリスを発見し、同市の長崎バイオパークに寄贈した。

 同パークで26日まで開催されている「虫へんな生き物展」で展示されている。

 児童は10月9日、同市大瀬戸町の田んぼで家族と稲刈り作業中にキリギリスを捕まえた。「色が変わっている」と思い、同パークに問い合わせたところ、本州から九州にかけて分布するキリギリス科の「クビキリギス」と判明した。

 同パークによると、通常は緑色か褐色で、突然変異とみられる。伊藤雅男副園長は「目立つ色なので捕食されやすく、発見されるのは珍しい」としている。

 児童は「珍しい虫を捕まえて、みんなに見てもらえるのでうれしい」と話している。

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