国土交通省山形河川国道事務所は6日、中山町長崎の最上川右岸で、
同事務所が管理する河川堤防の芝生が何者かによって傷つけられたと発表した。
複数のタイヤ痕が見つかっており、車両の走行による損傷とみられる。
同事務所は同日、山形署に通報した。

同事務所によると、6日午前9時25分ごろ、河川巡視員の男性が、
堤防ののり面の芝生に約270メートルにわたり、タイヤ痕があるのを発見した。
芝が深くえぐられ、損傷が特に激しい場所は8センチの深さだった。

現場は長崎大橋からJR長崎鉄道橋までの間で、
巡視員が1日午前に見回った際は異常がなかったという。

同事務所の土田昭夫河川管理課長は
「堤防は生命や財産を守る重要な施設で、今回のような被害が出たことはとても残念」と話している。

写真:タイヤ痕とみられる損傷が激しい場所。ここでの痕跡は、斜面の約14メートルにも及ぶ
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以下ソース:山形新聞 2017年11月07日 10:21
http://yamagata-np.jp/news/201711/07/kj_2017110700135.php