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11月7日 14時01分

3年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、事前キャンプの候補地を探しているマレーシアとマカオのトライアスロンチームの関係者が7日、長野県信濃町を訪れ、野尻湖や町営のプールなどを視察しました。

視察を行ったのはマレーシアとマカオのトライアスロンチームでそれぞれコーチを務めるマレーシア人と日本人の2人で、3年後の東京オリンピックや9年後のアジア大会に向けた事前キャンプの候補地として信濃町を訪れました。

2人はまず、ことしの国内のトライアスロン大会でスイム競技が行われた野尻湖を訪れ、スイムコースの設定のほか、この地域の標高や気温などを町の担当者に質問していました。

また、町営の25メートルプールも視察し、設備の状況などを見て回りました。

マカオのトライアスロン協会のヘッドコーチを務める安藤健太さん(41)は「マカオは高いところでも標高が150メートルほどしかなく、涼しくて山がある信濃町はキャンプ地として有力です。選手たちの筋力アップにつなげられそうです」と話していました。

今回の視察を受けて、信濃町では今後、トライアスロンチームの誘致活動を本格化させることにしています。