万引きマラソン元代表に有罪判決

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20171108/1090000543.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ことし7月、女子マラソンの元日本代表選手が、栃木県足利市のコンビニエンスストアで商品を万引きしたとして
窃盗の罪に問われた裁判が宇都宮地方裁判所足利支部で開かれ、検察の懲役1年の求刑に対し、
裁判所は執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。

女子マラソンの元日本代表選手原裕美子被告(35)は、ことし7月、足利市内のコンビニエンスストアで
化粧品や飲料品などあわせて8点、およそ2600円相当の商品を万引きしたとして、窃盗の罪に問われていました。

8日、宇都宮地方裁判所足利支部で開かれた裁判で、原被告は
「間違いありません」と述べ起訴された内容を認めました。
検察は
「被告には窃盗の前科があり、犯行は手慣れていて再犯の可能性も高い」
などと指摘し、懲役1年を求刑しました。
これに対し弁護側は
「被告は選手時代に摂食障害になってから万引きを繰り返すようになり、衝動的な犯行で示談も成立している」
として執行猶予のついた判決を求め裁判は結審しました。

判決で、中村海山裁判官は
「防犯カメラに気付いていたにも関わらず、犯行を続けたことは大胆かつ手慣れていて、常習性は顕著だ」
と指摘しました。
一方で
「犯行の背景には摂食障害があると伺え、犯行後は積極的な治療にも取り組んでいる」
などとして原被告に対し懲役1年、執行猶予3年を言い渡しました。

11/08 18:11