三菱東京UFJ銀行は8日、インドネシア大手銀のダナモン銀行の株式を4割取得し、持ち分法適用会社にする検討に入った。出資額は2000億円規模で、将来的に子会社化を目指す。東南アジア最大の人口を抱える同国で金融業務の足場を築き、高い成長を取り込む。三菱UFJにとっては東南アジアでの大型買収の総仕上げで、海外で稼ぐ利益の割合は邦銀として初めて5割を超える見通しだ。

 三菱UFJは8日に臨時取締役会を開き…※続く

配信2017/11/9 1:30
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23258600Y7A101C1MM8000/