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調査捕鯨船団が下関を出港【動画】
http://kry.co.jp/news/news8709820.html
科学的情報を集積し、商業捕鯨の再開を目指する。南極海で調査捕鯨を行うキャッチャーボート2隻が9日朝、下関を出港した。
下関市彦島を出港したのは捕鯨砲を備えたキャッチャーボート、勇新丸と第三勇新丸だ。
彦島のドックでは9日、出港式が行われ、水産庁の山口英彰次長が「科学的情報を集積し、悲願である商業捕鯨再開に繋げたい」と挨拶した。
南極海での日本の調査捕鯨を巡っては2014年、国際司法裁判所がこれまでの方法での調査の中止を命じたため、政府は捕獲頭数を減らしたり、
目視や皮膚片の採取などクジラを殺さない調査を充実させたりした新たな計画を策定し、2015年から捕獲調査を再開している。
今回も計画通り、クロミンククジラ333頭の捕獲を予定している。
また、反捕鯨団体・シー・シェパードは今シーズン、南極海に妨害船を派遣しないという声明を出しているが、現在、2隻の妨害船がオーストラリアに停泊していることなどから、引き続き警戒している。
調査捕鯨船団はこれから約25日かけて南極海を目指し、来年の春頃に戻る予定だ。
[11/9 17:48 山口放送]