盗撮目的でパチンコ店の女子トイレに侵入したとしてさいたま市の35歳の消防士の男と46歳の無職の女が9日までに建造物侵入の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは浦和消防署・日の出出張所の主任・清水聖史容疑者（35）とさいたま市見沼区の無職・星野由美容疑者（46）です。

警察の調べによりますと星野容疑者はことし8月31日盗撮目的でさいたま市見沼区のパチンコ店の女子トイレに侵入し、個室内に小型のビデオカメラを設置した建造物侵入の疑いが持たれています。

カメラに気が付いた清掃員の通報を受け、警察が10月31日、星野容疑者を逮捕していました。その後、星野容疑者が「男に借りた金を返済するためにやった」などと話したことから、県警は9日、星野容疑者の知人である清水容疑者を建造物侵入の疑いで逮捕しました。

調べに対して清水容疑者は「星野容疑者に映像を買い取る話はしたが、一緒にやったという認識はない」と容疑を否認していて星野容疑者は容疑を認めているということです。星野容疑者は、清水容疑者に数十万円の借金があり、借金返済のため他にもやったとほのめかしていることから、警察は余罪があるとみて追及しています。

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