かつて、ノートパソコン以前にラップトップパソコンという
製品市場を制覇していた東芝であったが、アメリカ空軍
に正式採用のための携帯型パソコンの入札でIBM製品
を抑えて契約にこぎ着けた途端に、東芝機械事件が
持ち上がり、アメリカの世論が沸き立って、その話は差し
戻されてキャンセルになった。 またその後に、FDの
コントローラーのチップにバグがあるものを使っていた
ことを突かれて、初期の対応が悪かったために陪審員制
の裁判で大負けして、アメリカに乗り込んで10年間に販売
して得た携帯型PCの利益を全て賠償金として失った。
 今のノートPCやその前身のラップトップパソコンの部品は
デスクトップのものよりも小さく薄くした規格が採用されて
いるが、それらの部品寸法規格は東芝の遺産である。
アーメン。(コンパックを抑えて携帯パソコンの分野で君臨
していたが、狙われて落ちぶれた。原発関連も同じこと
だったのだろう。)