子どもを狙った性犯罪が後を絶たない。中には、教員やボランティアなど子どもを見守る立場の大人が加害者になるケースもある。ごく一部の人たちにひそむ悪意を見抜くのは簡単ではないが、教育現場での取り組みも始まっている。

 「相談があった被害の約6割は『身近な人』『よく知る他人』からでした」

 未成年の性暴力電話相談窓口「サチッコ」(大阪市)を運営するウィメンズセンター大阪の原田薫さんは話す。

 性犯罪の加害者の再犯を防ぐ治… 残り:1508文字/全文:1702文字

ウィメンズセンター大阪では子どもの性被害に関する冊子も多く販売している。問い合わせは同センターへ
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わいせつ行為で懲戒処分等を受けた公立学校職員数の推移
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配信2017年11月6日12時01分
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