松井一郎大阪府知事は10日、府立懐風館高3年の女子生徒(18)が、生まれつき茶色っぽい髪を黒く染めるよう教諭らに強要され不登校になったとして府を提訴したことについて、「学校側に聞き取っているが、生まれついての身体的特徴を変える指導は一切していないということだった」と話した。府庁で記者団の取材に答えた。

 松井知事は、双方の主張に食い違いがあり、学校側の説明を「そのまま信じているわけではない」と強調。事実と異なった場合、「教育者としていかがなものかとなる。訴訟の中ではっきりさせたい」と述べた。

 生徒は約220万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴。10月27日に第1回口頭弁論があり、府側は請求棄却を求めた。

 訴状などによると、母親が入学時に「地毛が茶色なので配慮してほしい」と要請したが、教諭らは黒くするよう強要。何度も染めたのに「不十分」などと指導し、昨年9月から不登校になった。

配信2017.11.10 18:00更新
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/171110/wst1711100075-n1.html

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