で、そもそもこの記事を書いた人間が、道路のことをよくわかってないんだよ。
そもそも私道は(法律上の)道路じゃないしな。
多くの人もそうだけど。

たとえば
>たとえ私道であっても通行を妨げてはいけません
と書いてあるけど、これは全くの嘘だよ。
たとえば、ある豪邸があって、門から住居まで私道が整備されていたとする。
で、この通行を妨げてはいけない義務が土地の持ち主にあるかといえば、そんなものはないよ。
私有地の話なんだから、そんなところを他人が通る方がおかしい。
あるいはでかい大学とか工場なんかは、敷地の中に私道があるけど、封鎖するときにいちいち警察の許可を取っているかといえばそんなことはない。

そうではなくて、私道は私道なんだけど、通行を妨げてはいけない道路というものがあるわけ。
それが位置指定道路。前回、このじいさんが位置指定道路を封鎖したから逮捕された。

で、このじいさんがこの道路を見張って、「入ってくるな」とやっていることについて、周辺住民は警察に相談したけれど、
動いてくれなかった。なぜならば、(いろいろ議論はあるけれど基本的には)位置指定道路を通行する権利というものは存在しないからだよ。
このじいさんは、位置指定道路を封鎖しない義務は有しているけど、だけど、誰でも通って良いですよと甘受する義務まで有しているわけじゃない。
周辺住人(土地の共有者ではない周辺住人)は、私道を通ろうとしているわけだから、そりゃ警察は相手してくれないよ。
今回は、単純に暴行、傷害罪だから逮捕されたけど。