0001みつを ★
2017/11/10(金) 22:29:03.77ID:CAP_USER911月10日 21時13分
科学や芸術の発展に貢献した人に贈られる「京都賞」の授賞式が京都市で行われ、新型のトランジスタを開発し、情報通信技術の発展に貢献したとして富士通研究所名誉フェローの三村高志さんなど3人に記念のメダルが贈られました。
「京都賞」は、京都市にある稲盛財団が科学や芸術の発展に貢献した人に贈る国際的な賞で10日、授賞式が京都市内で行われました。
このうち「先端技術部門」では、「HEMT」と呼ばれる新型のトランジスタを開発して衛星放送用の受信機の性能を高め、情報通信技術の発展に貢献したとして富士通研究所名誉フェローの三村高志さん(72)が選ばれました。
授賞式で三村さんは「大変光栄に思います。HEMTは発表から37年がたち、今では情報通信の基盤技術として広く普及しています。多くの共同研究者や研究を支えてくれた家族に感謝の気持ちを伝えたい」と述べました。
このほか「基礎科学部門」では、大気中の二酸化炭素の増加に伴い、植物の光合成がどう変化するのかを解析する手法を開発したオーストラリア国立大学特別教授のグレアム・ファーカーさん(69)が、また、「思想・芸術部門」には、西洋音楽の歴史を4000ページを超える著作にまとめたカリフォルニア大学バークレー校名誉教授のリチャード・タラスキンさん(72)が選ばれました。
3人は11日以降、京都市内で記念講演などを行うということです。